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おしぶの森

寺社・仏閣・霊場 2020.04.30

   
四尾山といい、道前平野の真ん中にある標高60mの小高い丘。山頂には福岡八幡神社が祀られ、正月の初詣客でにぎわう。
社へ登る137段の長い石段の両側は多種多様な樹木に覆われているが、かつては亜熱帯植物の北限地として、国の天然記念物に指定されていた。
麓の四国霊場別格11番札所生木山正善寺の本尊生木地蔵には、『弘法大師が楠の大木の麓で休んでいたとき、仏様の「お地蔵様を彫って、人々を助けるように」というお告げを聞き、お経を唱えながら一心に彫り、右耳を入れれば出来上がりという時に、一番鶏が啼いた(天邪鬼の仕業)ため、彫るのをやめて旅立った』という伝説がある。「耳欠け地蔵」とも言われ、耳の病に霊験があるとされ、信仰を集めている。
また、麓の宮司宅の庭には、文政5年(1882年)建立で、周桑地区では最古とされる芭蕉の句碑がある。「花の陰 うたひに似たる 旅ね哉  芭蕉」