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真導寺跡

寺社・仏閣・霊場 2020.04.30

  
現在は薬師堂のみが残っている。本尊は薬師如来の大霊像である。この地は別山ではあるが、応永年間から文禄年間までは(1394年~1596年頃まで)保國禅寺の境内であった。
清和源氏之祖伊予守入道頼義が当国刺史(しし)に赴任するときに、河野親經と力を合わせて創建したといわれてきたが、発掘調査での土器や出土瓦によると、奈良時代の後半に創建されたものとみることができる。
この堂の山上に天保年間から西国三十三番の札所を模擬して、石像の観音大士を配安した。春秋には多くの人が巡回し参拝した。現在は神戸長寿会を中心に守られている。